MENU
>人気のGLP-1ダイエットが5日分1,000円で試せる!

GLP-1ダイエット薬を個人輸入する方法は?ネット販売は避けるべき理由

本記事は医師による監修の下執筆されております。

GLP-1ダイエットを始めようと考えている方の中には、入手方法について悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。その中では個人輸入を考えているという方もいらっしゃるでしょう。

今回の記事では「GLP-1ダイエット薬は個人輸入できるのか?」というテーマでご紹介します。

個人輸入する方法、個人輸入におけるリスクについても詳しく記載しているので、GLP-1ダイエットを始めようと考えている方はぜひ、ご参考にしてください。

この記事に書かれていること

なぜ日本でGLP-1製剤を買えないの?

まずGLP-1ダイエット薬は薬機法という法律で規制されており、基本的に日本国内での購入はできません。

処方箋利用なしで医療用薬品を購入する「零売(れいばい)」というシステムもありますが、基本的に日本の医療用薬剤は薬剤師さんとの対面販売が原則です。

なぜこんなにも薬剤の購入が難しいのかというと、薬というのは使い方を間違えると毒になるリスクがあるからです。

GLP-1ダイエットはあくまで医療ダイエットですので、万が一のリスクが存在します。

こういった場合に備える意味でも、薬剤の個人輸入は規制の対象となっているのです。

楽天・Amazonで売ってるGLP-1は「サプリメント」

楽天市場キャプチャ画面

GLP-1ダイエット薬は医師が作成した処方箋が必要となるので、楽天・Amazonなどの通販では入手することができません。

販売できない理由としては、食欲を抑制する薬になるため、医師の判断無しに販売することができないからです。

色々調べてみましたがネットショップで「GLP-1」と検索して出てくる商品のほとんどはEPAのサプリです(EPAは体内GLP-1分泌を促す効果がある成分)。EPAはGLP-1ではありませんよ。

そもそもGLP-1というのは小腸に届けないと意味がないのですが、経口摂取(飲み薬)にしてしまうと、胃酸でアミノ酸に分解されてしまうので全く効果が出ません。

なので、ネットショップをいくら探しても「GLP-1製剤」は買えませんので、ご注意ください。

ちなみに特殊な製法で薬剤をコーティングし、胃液で分解されず小腸まで届けることを可能にしたのがGLP-1の新薬である「リベルサス」です。

GLP-1ダイエット薬を個人輸入するリスク

個人輸入のリスク
  • 品質の確認がされてない場合がある
  • 虚偽または誇大な効能をうたっている場合がある
  • 不衛生な場所や方法で製造されている場合がある
  • 偽物の可能性がある

日本国内の医薬品には、医薬品医療機器等法があり、世界的に見ても非常に高いレベルで安全性や品質がチェックされています。

しかし海外から取り寄せるとなった場合、上記の法律は適応されず「品質、有効性、安全性」は担保されません。

言ってしまえば、何が起きても全て自己責任ということです。

実際個人輸入のトラブルは絶えず、政府広報オンラインからも定期的に注意喚起が行われています。

参考:政府広報オンライン

最も怖いのが、海外輸入品の使用で重篤な副作用が出た場合です。こういう場合、医薬品の成分情報などを日本の医師や薬剤師が把握していないと、適切な処置ができないケースもあり得ます。

「値段が安いから」「自宅で簡単にできるなら」という安易な理由で手を出すと危険なので注意しましょう。

薬剤の個人輸入は基本的に医療従事者しか出来ない

GLP-1薬の個人輸入は①薬監証明(厚生労働省確認済輸入報告書)」「②医師の指示書」を準備できれば、理論的には可能です。

薬監証明はビジネス目的以外の輸入を行う際に地方厚生局から発行されるもので、個人の場合は医師の指示書(処方箋)が発行されているなどの正当な理由が必要です。

なので、薬監証明を使った個人輸入は基本的に医療従事者専用の方法です。

美容痩身を目的としている個人が自宅に薬剤を輸入するのは非常に難しいとお考えください。

GLP-1ダイエット薬の輸入代行を使う際のリスク

個人輸入代行のリスク
  • 送料や手数料が高い
  • 返金返品ができない
  • 違法業者が多い
  • トラブルが起きても購入者の責任

「個人で輸入が難しいなら業者に頼めばいいじゃない!」そう思った方も多いと思います。

輸入代行業者はその名の通り、薬監証明の取得を含むすべての個人輸入作業を代わりにやってくれる業者のことです。

たしかにお手軽さの面でいえば問題ないのですが、送料や薬監証明手数料にで合計3~4万円かかることがザラですし、基本ノークレームノーリターンなので低ロット数での注文には向いていません。

また違法な個人輸入代行業者も多く、トラブルが起きても泣き寝入りするしかない場合も多くあります。

参考:政府広報オンライン

よほどのチャレンジャーでなければクリニック処方が無難

GLP-1ダイエットを日本で行う場合、保険適用ではないので金額も決して安いとは言えません。

しかし、個人輸入や輸入代行を利用するのであれば、今回お伝えさせていただいたリスクをしっかり把握した上で行動することをおすすめします。

あなた自身の健康を一番大事にしてダイエットに望んでください。

この記事に書かれていること
閉じる